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のぴやか梢さん

出身:熊本県 熊本市

漫画づくりを
みんなが
支えてくれる場所。
他ジャンルの
アーティストにも
触発されます。

インタビュー

Question 01

なぜアーティストビレッジ阿蘇096区に入居されましたか?

入居する前は、熊本市内にある「コアミックスまんがラボ」でアルバイトをしながら漫画を描いていました。大学時代から漫画賞への投稿をしていた私に、ラボ開設の広告を見た母がすすめてくれたことがきっかけです。漫画に近いところで働ける上、持ち込みもできる環境に惹かれました。

そこで働いていた2021年1月に、入居についてお声がけいただいたんです。施設の説明を受けて、生活費の心配なく漫画に没頭できるのはいいなと思ったのと、実家を離れて一人暮らしをしてみたい気持ちもあったため、施設とその敷地内にある住居棟の様子を見てみようと2月に下見に訪れました。

阿蘇の高森町にある施設に下見に来てみると、暮らすには申し分のない設備が住居棟には整っていました。一つの棟に6人住める作りで、寝泊りする個室に加え、共有のリビングやシャワー室があります。リビングにある大型テレビや、高機能のドラム式洗濯機が自由に使えるのも便利です。
うれしかったのは、床暖房。私が住んでいた熊本市内に比べ、阿蘇にある高森は気温が低いので、冬から春の寒さに慣れていない私にはありがたいです。

食事は、プロの料理人が栄養を考えて3食用意してくれることに驚きました。ここに入居してからは、おいしくて食欲が増し、太り気味です(笑)。これまで苦手だった食べ物も、おいしいから食べることができており、おかげさまで体調を崩すことなく過ごせています。

Question 02

漫画を描く環境としてはいかがですか?

漫画を執筆するアトリエは施設の2階にあり、他の机との仕切りもちゃんとあるので、自分の世界に没頭できます。
行き届いているなと思ったのは、自分用に用意してもらった作業用の机が大きいこと。資料を広げて描きたいとき、スペースがあると便利です。原稿を机に置いてインクを乾かしながら別のページにペンを入れることもあるので助かっています。私はいま手描きですが、アトリエにはデジタルの設備が導入されているので、作品や用途に応じてこれから使い分けていこうと思っています。

食事のときや休憩時、1階に下りると、稽古中の劇団員の声や和太鼓の音がレッスン室から聞こえることがあります。それは、私にとって刺激になっています。ジャンルは異なりますが、表現や創作に真剣に取り組む仲間が同じ空間にいることが、自分を励ましてくれる。それはここに入居して活動することで初めてわかったことでした。

Question 03

一日の過ごし方を教えてください。

朝は7時に起きて、10時にアトリエに来ます。ふだんは夜の9時に閉まるまで漫画を描いていることが多いです。執筆を終えて住居棟に戻ったら、テレビを観たり入浴したりしたあと、夜の11時か12時に寝ます。周囲にあるのはキャンプ場や町営のグラウンドなので、騒音もなく、静かに眠れています。実家にいるときは乱れがちだった一日のリズムも、ここに来てからは整いました。

休みの日は、日用品の買い物に出かけたりして過ごしています。施設には使ってよい自動車や自転車が複数あります。

Question 04

今後の目標はありますか?

ここで漫画づくりの腕を磨いて、将来的に作品の連載をすることです。

Question 05

入居を考えている人にメッセージをお願いします。

知らない場所で知らない人と暮らすのは、勇気がいると思います。私もそうでした。けれども、思いきってここに来てみたら、みんなが支えてくれる場所であるとわかりました。編集者さん、施設に常駐してサポートしてくれるスタッフさん、そして劇団員のみなさんが、打ち込める環境を作ってくださっています。

入居したら、かかるお金は日用品代くらいです。家賃や光熱費の支払いもありませんので、生活に関わるあれこれに時間を取られると悩んでしまう私にはぴったりでした。食事も含め、創作に打ち込むための基盤がしっかりしているので、この環境に興味のある方は一度見学にいらしてみませんか?

作品を試し読み

このアーティストが制作した作品を無料で試し読みいただけます。

『小人の生活』

のぴやか梢さんが投稿し、第2回コアミックス九州まんが賞ストーリー部門優秀賞を受賞した作品

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「コアミックス まんがラボ」

熊本市内の鶴屋百貨店にある

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